こんにちは!1階に病院用シンク、2階にSK507を設置して3年が経ちました。最初は高額な買い物に不安もありましたが、実際に使ってみて分かったことを、率直にお伝えしたいと思います。
我が家のシンク事情
我が家では、用途に応じて2種類のSKシンクを使い分けています。1階の洗面所に設置した病院用シンクは主に沐浴や大物の洗い物用、2階のSK507は保育園の汚れ物や靴洗い専用として活用しています。毎日の生活の中で、それぞれの特徴を活かした使い方が定着してきました。
病院用シンクの実力
広々とした作業スペースが最大の特徴の病院用シンク。実際の使用感をお伝えします。
【良かった点】
- 沐浴時の安定感が抜群
- ベビーカーの丸洗いが楽
- アウトドア用品の手入れがラク
これらの良さは、実際に使ってみて実感したものです。特に沐浴では、赤ちゃんを安定して支えられる広さが本当に心強かったです。大きな荷物を置きながらの作業も、スペースに余裕があるので安心して行えます。
一方で、気になる点も正直にお伝えしなければなりません。最も困るのは水はけの問題です。勾配がほとんどないため、使用後は必ず水切りが必要です。また、排水口のゴミ受けが想像以上に粗く、細かいゴミが直接排水溝に流れてしまう点も要注意です。
実際の使用では、以下の点に特に気を使っています:
- 使用後の水切りを習慣化
- 細かい目のゴミ受けを追加で設置
- オーバーフロー機能がないので水を流しっぱなしにしない
SK507の実力
深い設計が特徴のSK507は、水はねを気にする作業に最適です。3年間使用して分かった特徴をご紹介します。
最も活躍するのは、保育園の汚れ物の処理時です。深いシンクのおかげで、水はねを気にせず思い切り洗えます。泥だらけの靴の洗浄も、周りを気にせず行えるのが嬉しいポイントです。
ただし、この深さが時には困りものになることも。特に以下の場面で不便さを感じます。
【使用時の注意点】
- 背の低い家族には底が遠くて大変
- 小物を落とすと取るのが一苦労
- かがむ姿勢が多くなり、腰に負担
これらの問題は、長柄のブラシを使用したり、小物用の網かごを設置したりすることである程度対応できます。しかし、設置時の高さ調整は後から修正が効かないので、特に慎重な検討が必要です。
費用面での正直な感想
初期費用は確かに一般的なシンクの3倍以上と高額です。具体的な費用感をお伝えすると、シンク本体、工事費、水栓金具などを含めると、1台あたり10-15万円ほどの投資が必要でした。
ただし、毎日使う物だけに、この投資は決して無駄ではなかったと感じています。特に、子育て中の我が家では、作業効率の向上や水はね防止による周辺の掃除の手間削減など、目に見えない部分でもメリットを感じています。
選び方のアドバイス
実際の使用経験から、以下のような方におすすめです。
【病院用シンクが向いている方】 普段から大きな物の洗い物が多い方や、沐浴などの使用を考えている方に最適です。ただし、水はけの問題に対応できる方が条件です。
【SK507が向いている方】 保育園の汚れ物が多い方や、水はねを極力抑えたい方におすすめです。ただし、深いシンクでの作業に支障がない身長の方に限ります。
一方で、以下の方にはおすすめできません:
- 初期費用を抑えたい方
- メンテナンスを最小限にしたい方
- 賃貸住宅にお住まいの方
まとめ:3年使って分かったこと
使い始めて3年、私たちの選択は正解だったと感じています。確かに不便な点もありますが、日々の生活の中での利便性を考えると、十分に価値のある買い物でした。
特に、子育て中の我が家では、それぞれのシンクの特徴を活かした使い分けができており、家事の効率が格段に上がりました。ただし、これは事前に用途をしっかり考えて設置場所を決めたからこそ。設置を検討される方は、ぜひ実際の使用シーンをイメージしながら、ご家庭に合ったタイプを選んでいただければと思います。
最後に一言:高額な買い物だけに、決して衝動的な選択はおすすめできません。この記事を参考に、ご家庭の生活スタイルに合わせて、じっくりとご検討ください。
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